肩、首、背中の痛みとこりがスッキリ解消! 「ひじまる体操」

 

監修:渡會公治(帝京平成大学教授・一般社団法人美立健康協会 代表理事)

 
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肩こりや首の痛みは現代人の大きな悩み

仕事でパソコンと1日中にらめっこ。そんな環境に身を置く人は、肩こりや首の痛み、背中のはりなどを感じることが多いのではないでしょうか。最近はスマートフォンの急速な普及により「ストレートネック」という言葉もよく耳にするようになりました。加齢によって肩が上がらなくなる四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)といった症状に悩まされる人もたくさんいるはずです。   肩、首、背中の痛みは、まさに、“現代人が抱える大きな悩み”と言ってよいでしょう。    

肩、首、背中のトラブルは頭痛や吐き気にもつながる

中でも肩こりの症状を訴える人は多く、厚生労働省が平成22年に行った調査によると、何かしらの自覚症状がある有訴者で見た場合、男性は腰痛の次に肩こり、女性は堂々の第1位が肩こりと、具体的な数字を見ても日本人が肩こりに苦しんでいることがわかります。 肩こり、首の痛み、背中のはりといった症状が悪化すると、血行が悪く筋肉が凝り固まった状態が続き、酷い頭痛や、中には吐き気をもよおすこともあるので、軽度のうちに対処するよう心がけましょう。    

自宅やオフィスでできる「ひじまる体操」

肩、首、背中の痛みを和らげるには、マッサージに行くこともよいですし、暖かいお風呂に入って血行をよくすることもよいでしょう。しかしそれだけでは一時的な解決にしかなりませんので、日々の生活の中で、可能な限りケアをしていく必要があります。 そこで、自宅やオフィスで簡単にでき、効果てきめんの「ひじまる体操」を紹介します。リンパの流れもよくなって痩身にも効果がありますので、ぜひ取り組んでください。    

ひじまる体操のポイントは、「背骨をほぐす」こと!

両脚を肩幅くらいに広げて立ち、ひざを軽くゆるめる。次に、右手で襟元をつかむ(下図)。手を襟元から離してしまうと、ひじだけしか動かなくなるので注意。

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体全体を使って、ひじをぐるぐると円を描くようにゆっくり回す。まずは後ろ回しから。体をひねって、可能な限りひじを前へと突き出した位置から始める。襟元をつかまない側の手は腰にあてがうこと。そうすると「ひじまる体操」が全身運動であることがよくわかる。

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背中から大きくひじを動かす意識を持って、ひじを上に突き出す。

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ひじを後ろに突き出す。

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ひじを下に突き出す。最初は小さな円からでよいので、徐々に大きく円を描く。後ろ回しの次は前回し、左手も同様に行う。

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慣れてきたら両手同時に行う。ひじまる体操は、1セット何回という設定はないので、気づいたときにちょこちょこと行うことで予防・改善に努める。

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腕が上がらない人のスタートポジション 痛みなどで腕が上がらない人は、胸の位置で服をつかんで行う。可動範囲が広がるにつれて腕を上げていくようにし、決して無理はしない。
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注意

ケガや持病のある方、体に痛みのある方、通院中の方、健診結果で二次検査が必要な方などは、医師と十分に相談してから始めるようにしてください。

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