朝、昼、夜、どの歯みがきが一番大切?

監修:高柳歯科医院   高柳篤史 先生

 
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歯みがきはタイミングごとに役割が異なります

14-post-img01 1日に何度も歯みがきなんてできないよ… という方も多いのではないでしょうか。 しかし、朝、昼、夜の歯みがきにはそれぞれ少しずつ違った役割があります。 歯みがきの回数が多いほどむし歯は減るという調査結果も出ています。 がんばって、歯みがき1日2回以上を目指してみませんか?

の歯みがきで、スッキリとした1日のスタートを

就寝中は「唾液」の分泌量が極端に減ってしまうので、起床直後の口の中は1日のうちで最も細菌が多く、口臭も強くなっています。 ですので、やっぱり朝の歯みがきは欠かせませんね。

● 唾液のはたらき ●

唾液は、耳下腺、顎下腺、舌下腺という主に3つの唾液腺から、1日に1000~1500mlほど分泌されます。 この唾液には、健康に関わるさまざまな働きがあります。 ●食べ物の消化を助けたり、味を感じやすくしたりする ●口の中の汚れを洗い流して、口の中を中性に保ち、細菌の繁殖を抑える ●再石灰化によってむし歯を防ぎ、口の中を清潔で健康に保つ

の歯みがきで、お口も気分もリフレッシュ

日本全国にある小学校の80%、中学校の30%で給食後の歯みがきを実施しているという調査があります。中には、むし歯が半分に減った中学校もあるそうです。 また、食後はどうしても眠くなってきますので、歯みがきをして気持ちを切り替えるのも一つの手です。

●口臭の予防に

昼食後、口の中に食べカスが残ったまま長時間放置しておくと、口臭の原因になってしまいます。歯みがきでスッキリして、さわやかな息で気持ちよく午後の時間を迎えましょう。歯みがきの時間が取れない方は、デンタルリンスでうがいをするだけでも効果があります。

●ダイエットに有効!?

昼食後の歯みがきを続けていると、口内感覚に変化が現れてきます。この“お口スッキリ” 感覚が続いていると、お口の中に食べ物を入れるのがもったいなくて、自然と間食が少なくなるかもしれませんね。仕事中おやつに思わず手が伸びてしまう方、“口さみしい”と感じたら、歯みがきをしてみてはいかがですか。

の歯みがきで、しっかりむし歯予防 夜食の習慣も改善!

●フッ素配合ハミガキ剤でむし歯予防

14-post-img02むし歯予防の観点からみると、最も重要なのは就寝前の歯みがきです。 就寝中は唾液の分泌が減って細菌が増えてしまうので、まずは細菌をしっかりと減らして、ハミガキ剤に含まれているむし歯予防の薬用成分“フッ素”を口の中にいきわたらせることが大切です。

●「歯みがき後は食べない」を基本に

夜中に口寂しくなってお菓子に手が出そうになったとき、夕食後に歯みがきをしていると、「せっかく歯みがきをしたのに!」と思いとどまることができるかもしれません。歯みがきを上手く活用して、夜食習慣を改善しましょう。 夕食を消化してから眠ることで、翌朝は美味しく朝食を食べることができます。1日3食のリズムを作るためにも、食後の歯みがきは大切です。

● フッ素のはたらき ●

14-post-img03フッ素は「モノフルオロリン酸ナトリウム」「フッ化ナトリウム」といったフッ素化合物のかたちで、ハミガキ剤に配合されていて、むし歯の発生と進行を防ぐ働きがあります。初期のむし歯は、歯垢から出る酸によって、歯からカルシウムなどのミネラルが溶け出し、表面からわずかに内側部分の密度が低くなっています。フッ素は、歯へのミネラル補給を促し、「フッ化カルシウム」として健康な状態に近づけ(再石灰化)ます。 また、フッ素で再石灰化した歯は、酸に強くなるため、むし歯になりにくくなります。
朝、昼、夜の歯みがきは、口臭やむし歯予防はもちろん、1日の生活リズムを整える効果もあります。いつまでも自分の歯で美味しいものが食べられるように、心豊かな楽しい日々を過ごすために、歯みがきで規則正しい生活リズムを整えていきましょう。

[まとめ] 歯みがきで口内環境と生活リズムを整えよう!

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