お酒と健康についての質問に、管理栄養士がお答えします!

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秋ですね。
夏にはキンキンに冷えたビールがおいしかったですが、秋になれば、サンマなど秋の味覚で味わうお酒がまたおいしい!
お酒好きにとっては、一年中「お酒がおいしい季節」なのでしょうね(苦笑)

好きなお酒を楽しみながらも、やっぱり気になるのは…… “健康”。
『QUPiO』健康コラムの読者の皆様からも、お酒と健康に関する質問が寄せられています。

・休肝日はなぜ必要?実践するにはどうしたら良い?
・空腹時と食べながらでは、酔い方が違うと感じるのはなぜ?

今回は、これらの質問に管理栄養士がお答えします。
改めてお酒の “飲み方” について考え、お酒をおいしく楽しく味わえる健康なカラダを保ちませんか!?

休肝日はなぜ必要?実践するにはどうしたら良い?

Q.▼読者からの質問

休肝日は、なぜ必要なのですか?
また、お酒を飲むのが好きなのですが、どうしたら休肝日を実践できるのでしょうか?
(Aさん/男性50歳)

A.▼管理栄養士からの答え
それは、アルコールの分解で肝臓を酷使し続けることにより、肝臓の機能が低下するのを防ぐため。
お酒に含まれるアルコールは、肝臓内で「アセトアルデヒド」という物質に分解されます。アセトアルデヒドは、酔いの反応(顔が赤くなる、吐き気など)を起こす原因になり、発がん性も疑われている有害な物質です。アセトアルデヒドは最終的には無害な物質に分解され、体外に排出されるのですが、そこまで行きつくには時間がかかります。個人差はありますが、ビール中瓶1本分のアルコール(20g)が分解されるのにかかる時間は、男性で2.2時間、女性で3時間程度と言われています。
ところで、肝臓は “人体の化学工場” とも例えられるほど、様々な仕事をこなしている臓器です(詳細は健康コラムあなたの肝臓、本当は悲鳴をあげているかも!?をご覧ください)。カラダにアルコールが入ってくるということは、肝臓にとって突発的な仕事が増えたようなものです。また、お酒を飲むタイミングは夜が多いことから、寝ている間にも肝臓は働き続けなければいけません。このような肝臓への負担が毎日積み重なると、次第に肝臓は疲弊し、機能も低下してしまうのです。
肝臓の機能を維持するためには、定期的に肝臓を “アルコール処理” という仕事から解放してあげること(=休肝日を設けること)が大切です。休肝日は週2日を目安とすると良いでしょう。

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空腹時と食べながらでは、酔い方が違うと感じるのはなぜ?

Q.▼読者からの質問

空腹時に飲んだ場合と、おかずやおつまみと一緒に飲んだ場合とで、酔い方が違うように感じますが、それはなぜですか?
(Sさん/男性45歳)

A.▼管理栄養士からの答え
それは、空腹時では、アルコールが体内に吸収されやすくなるため。
ほろ酔い期、酩酊期、泥酔期、昏睡期……これら “酔いのレベル” は、「血液中のアルコール濃度」の影響によって変わります(詳細は健康コラム 酔いのレベルに目安はあるの?をご覧ください)。例えば、飲酒量が多い場合、多量のアルコールが吸収されることで血液中のアルコール濃度が高くなるため、悪酔いしやすくなります。では、Sさんが感じたように、飲み方によって酔い方が違うのはなぜなのでしょうか。
食べ物が胃~小腸を通過する際に消化酵素によって消化(分解)されてから体内に吸収されるのに対し、アルコールは消化されることなくそのまま体内に吸収され、血液中に入ります。アルコールが吸収される速度は、胃の中に食べ物がある状態では緩やかになり、胃の中に食べ物がない状態では速くなります。つまり、空腹でお酒を飲むと、アルコールが速やかに体内に吸収されることで血液中のアルコール濃度が急激に上昇し、酔いが回りやすくなるのです。
アルコールの吸収速度を緩やかにするためには、どのような食べ方をすれば良いか……もうお分かりですね?そう、食べ物を食べながらお酒を飲むことです。
なお、夕食後にお酒を飲む場合は、胃の中に残った食べ物によってアルコールはゆっくり吸収されるので、敢えておつまみを摂る必要はないでしょう。
*水とお酒を交互に飲むことも、「飲み過ぎ防止」になるため、酔い方が変わることが期待できますよ。
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[まとめ]

飲み方に気をつけて、おいしいお酒を楽しもう!

①休肝日を作って肝臓の負担を減らそう(目安は週2日)

②血中アルコール濃度を急激に上げないために、空腹での飲酒は避けよう


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